新型コロナウイルス感染症対策マニュアル

1.本マニュアルについて
 
本マニュアルは、“第40回全国城下町シンポジウム津山大会において城下町津山の魅力を全国へ発信することを通じて、住み暮らす人が城下町津山への意識の変革に繋げることを目的とする”事業の実施にあたり、参加者に安全・安心な機会の提供を行うとともに、一般社団法人津山青年会議所の安全を確保すべき感染症対策を取りまとめたものです。

2.事業実施体制及び感染疑い・発生時連絡先

本事業は、次の体制により実施します。
管理 一般社団法人
津山市青年会議所
理事長
山本 竜義
0868-22-6713
090-9507-6391
管理 一般社団法人津山青年会議所
第40回全国城下町シンポジウム実行委員会
実行委員長
片山 英之
0868-22-6713
090-6847-0862
会場提供 (公社)津山市観光協会 0868-22-3310
会場提供 (公財)津山文化振興財団
津山文化センター
0868-22-7111
会場提供 津山鶴山ホテル 0868-25-2121

感染疑い・発生時の連絡先は次の通りです。
岡山県美作保健所 0868-23-0163
(24時間対応)

3.感染症対策の基本的な考え方~安心安全な事業を提供するために

本事業は、全国城下町青年会議所連絡協議会のもと、一年に一度、青年会議所メンバーを集めたシンポジウムにより多くの関係者や参加者が地域を越えて集まり城下町の可能性を見いだしていく大会となります。 再びたくさんの人が安心して岡山県北を訪れていただくために、メンバーと地域が一丸となり、感染症対策に取り組んでいくための体制を構築していきます。

4.本事業における感染リスクの全体像
一般社団法人
津山青年会議所
メンバー同士及び
メンバー外部間の感染
・事務所内共用備品等の使用、多頻度接触面への接触
・休憩・食事時のマスクをはずした会話
・メンバーと担当者(第40回全国城下町シンポジウム津山大会出演者及び関係者等)との接触、会話
・定例会議での接触、会話
・その他日常生活
参加者同士及びメンバー参加者間の感染 ・第40回全国城下町シンポジウム津山大会の出演者、外部スタッフ、参加者との接触、会話
・会場(津山鶴山ホテル、津山文化センター、津山市観光協会)での施設共用部分の接触、参加者同士の接触・会話

5.参考とするガイドライン
厚生労働省 「新しい生活様式」の実践例 2020/6/19
一般社団法人 日本旅行業協会
一般社団法人 全国旅行業協会
『旅行業における新型コロナウイルス対応ガイドライン(第2版)』 2020/7/1
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会ほか 宿泊施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン 2020/5/21
一般社団法人 日本フードサービス協会
一般社団法人 全国生活衛生同業組合中央会
外食業の事業継続のためのガイドライン 2020/5/14
鉄道連絡会 鉄軌道事業における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン(第2版) 2020/7/8
公益社団法人 日本バス協会 バスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第2版) 2020/6/8
貸切バス旅行連絡会 貸切バスにおける新型コロナウイルス対応ガイドライン(第2版) 2020/7/21
公益社団法人 全国公立文化施設協会 劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン 2020/9/18



6.想定される感染リスクとその対策

①メンバーの感染リスクと対策
実行委員会 ・月2回程度の会議で出席者同士の接触、会話などがある。 ・出席者はマスクを着用し、会議室入退室の際は手指消毒を行う。
・会議中の換気を行い、常時空気の入れ替えを行う。
関係者との打合せ ・メンバーが関係者と対面で対応する必要がある。 ・メンバーは必ずマスクを着用し飛沫を防止する。
・打合せ時に検温、手指消毒、マスク着用を関係者にお願いする。
・オンラインを活用した打合せを行う。
・打合せ終了後、使用したテーブル、いすなどをふき取り、消毒する。
・打合せ終了後は、手洗いまたは手指消毒を行う。
休憩・飲食時 ・休憩時にメンバー同士がマスクをはずして会話したり、昼食を一緒に摂ったりする際に飛沫感染リスクがある。 ・食事前に手洗いまたは手指消毒を行う。
・休憩時もメンバー同士の身体的距離を1メートル以上空ける。
・飲食している時以外は、休憩中もマスクを着用する。
PRキャラバン
その他
・全国の青年会議所へのPRキャラバンにより接触などがある。
・休日の観光旅行や、飲食店への外出、自宅での家族との接触などがある。
・家族が感染した場合、スタッフが感染するリスクがある。
・PRキャラバンへの参加者は一ヵ所につき4名程度にし、感染リスクをさける。
・休日に旅行に出かける際は、訪れる施設や店舗などの感染症対策の状況に応じて、適宜自主的な対策を取る。
・現金での支払いをできるだけ避け、カードや電子決済を活用する。
・施設、店舗などの出入りの際は手洗いや手指消毒を徹底し、帰宅時にも手洗い、手指消毒を行う。
・メンバーから家族に新型コロナウイルス対策情報の共有を行う。
・家族が感染または感染を疑わせる症状がある場合は、出勤せず自宅待機する。
・家族も含め、スマートフォンに接触確認アプリCOCOAをインストールしておく。


②参加者の感染リスクと対策(第40回全国城下町シンポジウム開催時)
場面 想定リスク 感染症対策
ウェルカムレセプション ・メンバー同士の交流や飲食による感染リスクがある。 ・体温が37.5度以上ある人あるいは感染を疑わせる症状がある人は入場をお断りする。
・テーブルを離れて行動する場合には必ずマスクを着用してもらう。
・提供する食事に関してはお弁当形式にし、その場で食べる場合には自分の席で会話をせずに食事をしてもらう。会話をする場合にはマスク着用をしてもらう。
・接触確認アプリCOCOAのインストールを事前に呼びかける。
・開催判断については別紙を参照。
(ウェルカムレセプション 開催判断のフローチャート)
開会式・閉会式 ・混雑と感染者または感染が疑われる人の入場。
・参加者同士の接触、会話
・トイレ、手すり、扉、座席肘掛けなど多頻度接触面への接触
・顔認証・非接触検温器を設置し入場者の検温を行う。37.5度以上の人は非接触型体温計によって再検温する。体温が37.5度以上ある人あるいは感染を疑わせる症状がある人は入場をお断りする。
・事前にトイレ、手すり、扉、座席肘掛けなどの共用部分に抗菌・抗ウイルス剤を塗布する。
・トイレを一方通行にして混雑による密を減らす。
・場内の不特定多数が触れやすい場所の消毒を定期的に行う。
・影アナウンスでマスクの着用、大声で会話しないよう呼びかけるとともに、客席の入場者を確認する。
・ホワイエ、客席での飲食は禁止する(ホワイエでの水分補給のみOK)。
・接触確認アプリCOCOAのインストールを事前に呼びかける。
オープニングフォーラム・メインフォーラム ・開場前の長時間の行列や混雑
・混雑と感染者または感染が疑われる人の入場
・参加者同士の接触、会話
・トイレ、手すり、扉、座席肘掛けなど多頻度接触面への接触
・オンラインシステムを利用して申込、抽選、発券を行う。
・来場前の検温の要請とともに、来場を控えてもらうケースを事前に周知する。
・顔認証・非接触検温器を設置し入場者の検温を行う。37.5度以上の人は非接触型体温計によって再検温する。体温が37.5度以上ある人あるいは感染を疑わせる症状がある人は入場をお断りする。
・客数については、第40回全国城下町シンポジウム津山大会直近の内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室発出の『催物の開催制限等について』の事務連絡及び津山市新型コロナウイルス感染症対策本部指針に基づいた収客数にて開催する。
・待機列に並んでいる場合は、極力会話を避けるよう呼びかける(口頭ではなく掲示板を使用)。
・感染または感染を疑わせる症状がある場合は入場を遠慮するよう呼びかける(口頭ではなく掲示板を使用)。
・ソーシャルディスタンスを保ったまま入場するようスタッフが呼びかける(マイクを使用)。
・事前にトイレ、手すり、扉、座席肘掛けなどの共用部分に抗菌・抗ウイルス剤を塗布する。
・場内の不特定多数が触れやすい場所の消毒を定期的に行う。
・影アナウンスでマスクの着用、大声で会話しないよう呼びかけるとともに、客席の入場者を確認する。
・ホワイエ、客席での飲食は禁止する(ホワイエでの水分補給のみOK)。
・接触確認アプリCOCOAのインストールを事前に呼びかける。
各種分科会 ・参加、移動に関する感染リスクがある。
・徳守神社の分科会にて密になる可能性がある
・参加者はマスクを着用し、飛沫を防止する。
・バスを使用して移動する場合には、換気を徹底する。
・飲食を行う場合には、飲食時には会話をしないよう促す。
・徳守神社での分科会開催判断については別紙を参照。
(ウェルカムレセプション 開催判断のフローチャート)
・接触確認アプリCOCOAのインストールを事前に呼びかける。
城に集え美作グルメ!! ・飲食に伴う感染リスクがある。 ・参加者はマスクを着用し、飛沫を防止する。
・顔認証・非接触検温器を設置し入場者の検温を行う。37.5度以上の人は非接触型体温計によって再検温する。体温が37.5度以上ある人あるいは感染を疑わせる症状がある人は入場をお断りする。
・食事提供ブースでの待機列に並んでいる場合は、極力会話を避けるよう呼びかける(口頭ではなく掲示板を使用)。
・飲食をする場合には感染防止対策されている飲食ブースの使用を徹底する。
・接触確認アプリCOCOAのインストールを事前に呼びかける。


7.健康管理・確認

(1)メンバーの健康管理
・事業実施時は、メンバーはそれぞれの待機場所で参加時に検温を実施します。
・メンバーは、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)を日常的に持ち歩くスマートフォンにインストールします。

(2)第40回全国城下町シンポジウム津山大会参加者の健康確認
・津山文化センター入館時にすべての参加者に検温を行い、手指消毒、マスク着用を義務づけます。
・感染者が発生した場合に備え、参加者の住所などを事前に把握しておきます。

8.感染疑い・発生時の対応

(1)メンバーの感染疑い時の対応
・すべてのメンバーは、次の条件に該当した場合、原則自宅待機することとする。

・発熱がある場合(37.5度以上を目安とする)
・咳、のどの痛みなど風邪症状がみられる場合
・味覚や嗅覚に異常(味がわからない、臭いがしないなど)、強い倦怠感など、新型コロナウイルス感染症の特徴となる症状がみられる場合
・COCOAより感染者との接触が通知された場合

・感染したメンバーの様子を確認しながら、状況に応じて岡山県美作保健所へ連絡させるようにします。

(2)メンバーの感染発生時の対応
・メンバーの感染が確認された場合、岡山県美作保健所などの指示に従って対応します。
・岡山県美作保健所などの濃厚接触者に関する調査への協力のため、衛生管理担当者は、感染したメンバーと接触した可能性のあるメンバーを調べ、リストを作成します。リストアップの対象は、感染したメンバーの発症日から2日前以降に当該メンバーと濃厚接触(対面で互いに手を伸ばしたら届く距離で15分以上接触があった場合)した人とします。

(3)第40回全国城下町シンポジウム津山大会参加者の感染疑い時の対応
・次の条件に該当する参加者があった場合、そのまま参加を認めることはリスクがあるため、別室で待機していただき岡山県美作保健所に連絡します。

・発熱がある場合(37.5度以上を目安とする)
・咳、のどの痛みなど風邪症状がみられる場合
・味覚や嗅覚に異常(味がわからない、臭いがしないなど)、強い倦怠感など、新型コロナウイルス感染症の特徴となる症状がみられる場合
・COCOAより感染者との接触が通知された場合

(4)第40回全国城下町シンポジウム津山大会参加者の感染発生時の対応
・岡山県美作保健所などから、第40回全国城下町シンポジウム津山大会参加者が感染していたと連絡があった場合は、同保健所などの指示に従って対応します。
・岡山県美作保健所などの濃厚接触者に関する調査への協力のため、衛生管理担当者は、感染した来客者と接触した可能性のあるメンバー、他の参加者をできる限り調べ、リストを作成します。リストアップの対象は、感染した参加者の発症日から2日前以降に当該参加者と濃厚接触(対面で互いに手を伸ばしたら届く距離で15分以上接触があった場合)した人とします。


9.感染症対策の普及啓発

(1)メンバーへの普及啓発
・本マニュアルの策定にあたって、すべての関係者に想定リスクの洗い出しを行ってもらい、各関係者にも感染症対策を自分ごと化してもらいます。
・第40回全国城下町シンポジウム実行委員会にて、本マニュアルの運用状況について把握・報告し、本マニュアルなどの更新や改善点などを検討する必要がある場合は、改定のための協議を行います。

(2)第40回全国城下町シンポジウム参加者への普及啓発
・一般社団法人津山青年会議所のホームページ(第40回全国城下町シンポジウム津山大会)やポスター・新聞告知などで、新型コロナウイルス感染防止対策に関する情報を掲載し、協力を呼びかけます。
・第40回全国城下町シンポジウム津山大会参加前に、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のインストールを呼びかけ、各会場でも同アプリのQRコード入りの張り紙を掲示し、インストールをお願いします。